アメジストレシピリレー企画交流板

紫水硝子を作り直します!

紫水石英
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紫水晶桃の種を持ち込んでいた行商人が行方不明になり、紫水硝子が製作不可能になった。しかし、鋳物師はあきらめなかった。ただただ、試行錯誤を繰り返した。あの紫陽花のような美しい硝子を再現するために。しかし、再現作業は困難を極めた。
そんな中、鋳物師は考えた。紫水樹鋼は温度によってその性質を変える金属だった。高温加工で金属、低温加工で木材、それぞれに寄った性質を現す。それならば、紫水加工炉の限界に近い温度による加工を行うことで更なる性質変化が起きないか?それを使って紫水硝子を再現できないか?
試行錯誤の末、紫水加工炉の限界を見極めることに成功した鋳物師は、紫水樹鋼の粉末と砂を混ぜ合わせ、紫水加工炉の限界ぎりぎりの高温で加工することで、温度の変化による色彩の変化を実現した。その硝子は紫を基本として、温度が上がるにつれブラッディウムの赤、下がるにつれミスリルの青に寄る性質を宿した。
しかし、金属による色の再現により、紫水硝子の色の淡さは失われ、比較的色の鮮やかな硝子となった。
鋳物師は、これを紫水石英と名付けることとした。

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