SO2文化祭後夜祭

本日12/3、TwitterでSO2文化祭を開催いたしました。

参加者で、Twitterを使っていない人たちにも作品を見せたい!という方がいらっしゃれば、このトピックに掲載してください!(任意です)

「いいね!」 2

斧を振り回す(Ⅱ)
(2枚めはアニメーションGIFです。タップかクリックで再生します。)

「いいね!」 13

『mutoys安全標語』

「いいね!」 11

『1枚絵本おおかみとひつじぼし』

「いいね!」 9

『ミミの地上絵』無題134_20201115225837

「いいね!」 12

たのしいSOLDOUT2

参加させていただきました!
こちらにもぺたり

「いいね!」 13

「よくあること」

「いいね!」 14

『いらっしゃい。何か買っていくかい?』

「いいね!」 16

SO2がRPGゲームだったらこんな感じなのでしょうか(*‘▽’)
色んなお店に入りたくなりますね(∩´∀`)∩ナイス創作:+1:

「いいね!」 4

いっぱい!

うちの子過去レシピ含めて、ほかの方もかいてました。

「いいね!」 5

パール街の地図を再現してみました!

「いいね!」 3

イラスト部門
竹下牧場 #48353
『月刊SOLDOUT2 12月号付録』
使用ツール:アイビス


(代理投稿です)

「いいね!」 2

漫画部門
琴音のアリスショップ #50266
『初めての棚さらい』
使用ツール:clip studio



(代理投稿です)

「いいね!」 4

ショートストーリー部門?
299♯34686
3本掲載しますがそれぞれ独立してお楽しみいただけるとは思います。とあるゆるりんの一日→なななくさがゆと狩人→月とうさぎと秘密のお店の順がおすすめになります。
※物語はフィクションです。
※登場される人物へのお問い合わせはご遠慮ください。

とあるゆるりんの1日

「あっ、薬草みっけ!」
ふらり立ち入った獣道で薬の材料を見つけ思わず採取する。今日は素材がたくさんみつかってラッキーだと、気付かぬうちにゆるりんは鼻歌を口ずさむ。
ふわり、と光が寄ってきた。妖精さんだ。この世界はどういう理屈かわからないがこの妖精さんとよばれる存在がいる。
この妖精さんは“仕事”と思われるようなことをしているといつの間にか現れ、手伝ってくれるのだ。ちなみにしばらく何もしていないと去っていく。なので、ゆるりんはこの妖精さんたちは働き者なのだなぁと感心していた。
する仕事はなんだっていい。今は獣道で食用獣を探しているが、薬草の採取も仕事であるし、室内で加工などをしても妖精さんはいつの間にか現れ手伝ってくれる。驚いたのは仕事をするために足りない材料を買いに行くことも手伝ってくれること。さらには作ったものを売ろうと店に並べれば、販売まで担ってくれるのだ。
まぁ…本職は吟遊詩人のつもりでいたのだが、妖精さんにとって吟遊詩人は職業には認識されないらしい。紙の上に詩を踊らせても、音を紡いでも妖精さんは近くには寄ってくるものの、お手伝いはしてもらったことはない。
同様に唄っても、ふわふわと揺れるように瞬くだけだ。もしかしたら歌は好きだけど巧く歌えないからなのだろうか?とも思っている部分も少しだけある。『お前音痴じゃん!』と言われた過去があるため、いまいち自分の歌声にゆるりんは自信がもてなかった。(実際は素直になれない少年が好きな子をからかうアレであるが気付くことはなかった)
すっかりと採取に夢中になってしまい、影が長く伸びていた。振り向けば妖精さんの背中にも大量の素材が積あがっている。妖精さんは魔法が使えるのか、採取したものは大量に背に浮かせているのだ。これはいつみてもシュールな図であった。
「そろそろ帰ろうか」と言えば妖精さんは小さく瞬くように光り、ゆるりんの後をついてくる。

家に戻ればちょうどお客さんが買い物をして帰るところだった。挨拶だけして店舗兼住居の、小さなお店、我が城へと足を踏み入れる。
店番と留守番をしていてくれた妖精さんがおかえり、と言うかのように三回ゆっくりと光った。
「店番ありがとうね」そう言ってそっと手をふれる。
なんとなく触れると喜んでいてくれるような気がするが、しゃべることは出来ないので万一嫌われてもいけないので控えめにしておく。
「あなたたちとおしゃべりできたらいいのにね」
思い切って親元を飛び出し始めた生活だが、妖精さんのおかげで寂しさを覚えることもないし、こうやって一人であっても生計を立てていけている。これでしゃべることが出来たらもっと素敵なことだろう。いや、だがそれは贅沢な望みであろうか?思いを巡らせながらゆるりんは店舗の奥へと滑り込んだ。

ゆるりんが様々なことを終えて眠りについて数刻後、店舗側では数人の妖精さんが集まって光っていた。

『今日もダメだったぁ…』
『仕方ないよ、商人の加護持ちとは普通私達と喋れないもん』
『カミサマの決めごとってよくわかんないよなー』

商人の加護とは、神がこの世界において商売をすることを許した存在に与えられているものだ。しかし当の加護持ち達でそれを知る者は少ない。ちなみにこの妖精さんたちはなんと普通の住民達とは会話が成り立っていたりする。ただの住民は加護を持たないからだ。なので店番ができるのだ。
『それよりもさ!進化だよ!』
『そうだ、進化だっ』
『狩人ちゃんにお話聞いた?』
狩人ちゃんとは、数少ない進化を遂げた妖精さんであり、なんと多数の商人たちと言葉を交わせる稀有な妖精さんである。
『それがね、やっぱり進化方法とか、進化に必要なことはわかんないって』
『やっぱりかー』
『やっぱりかー』
『やっぱりワンコ芸人?』
『芸人ってなに?』
『ワンコ芸人って変人って言うからゆるりんになってもらうの無理だと思う』
店主が寝静まってからの妖精さんたちは特に饒舌だ。
ところで狩人妖精ちゃんの店主はワンコ芸人と妖精さん界隈で呼ばれているが、彼の本職は狩人である。しかし多くの妖精さんたちは面白いことを重点的に記憶しているためワンコ芸人とインプットしているのであった。
『そういえば祝福が降ってた!』
『えっ?どこどこ?久しぶりじゃない?』
『アメジストみたい』
『すごーい!』
『すごーい!』
『パールも革命おきてたよ!』
『みにいっちゃう?』
『いきたーい!!』

そうして今日も一日が終わり、新しい一日がはじまる。毎日特別なことは、きっとない。でも、たくさんの小さな物語が、店主と妖精さんたちによって生み出されている。
ここはMUIS島。
たまにお腹の出た王様と、それに振り回される大臣から妙なおふれが出されたり、ステイン博士という謎のマッドが狂気を振りまく不思議な島。

興味があるなら遊びにおいで。
小さな小さなお店だけど、妖精さんが迎えてくれる。
ここはsoldout、商人の街。

                  end
「いいね!」 1

『なななくさがゆと狩人』

空は高く、一点の曇りもない晴天。本来であればたくさんの生き物がここで暮らし、ここで生きて、時に命を散らす。鳥はさえずり、狼は地を蹴り、猿は木を渡り。それはとても賑やかなものだ。
しかし森は静寂に包まれている。ここは、森ではあるが、ただの森ではない。閉ざされた地図を持つものしか入ることができない、神聖なる地ーーー実際神聖なのかどうかはわからないが、少なくとも今、この地を踏み締めている男はそう思っていた。
男は狩人であった。傍らには可愛らしい妖精が、一人。

『ねぇエッゾ』
鈴を転がしたような声で呼びかけるのは妖精だ。狩人妖精ちゃん、と巷では呼ばれている。妖精界でも一目置かれた存在である。
一方話しかけられた男は通称エゾフクロウ。この島でも上から数えた方が早い凄腕の狩人である。狩人妖精ちゃんは彼のことを“エッゾ”と呼んでいるのだ。しかし声をかけても狩人は返事をしない。狩人妖精ちゃんの方にチラリと視線をやっては、指を一本たてて、しーっと、静寂を促す。不満を表してぷぅっと頬を膨らましてみるが、狩人は少し困った顔をして笑うと、狩人妖精ちゃんの頭を人差し指で二回、優しく叩くように撫でるだけだった。
それが嬉しくて、でも物足りなくて。
けれど作業の邪魔をすることはお手伝い妖精の禁忌だ。狩人妖精ちゃんは狩人と同じように小さく息を潜めた。

お手伝い妖精とは、MUIS島にたくさんいる存在だ。神様は何を思って生み出したのかはわからないけれど、商人の加護を持つ人のお手伝いをすると、とても心が満たされる。だから、妖精さんたちは、新しい店主が現れれば姿を見せるし、長らく一緒にいれば、たまに進化がおきて、言葉が交わせるようになる。
そして狩人妖精ちゃんは、数少ない、進化した妖精であり、進化した中でも稀少な《商人の加護をもつ本来話せない店主たちと言葉を交わすことが可能》なとてもすごい妖精なのである。
今、狩人は閉ざされた地図を片手に、そしてエルフの弓を携え、謎の獣の毛皮を手に入れにきている。この謎の獣はなかなかやっかいで、人の気配にとても敏感だ。そのため伝説を乗り越えた狩人でないとなかなか毛皮を手に入れることは難しい。
(でもエッゾは凄腕の狩人だから、こんなのラクショーなんだもんね)
フフン、と得意気に思ったのも一瞬のことだ。

お手伝い妖精たちは、それはそれは店主が好きだ。最初に手伝った、最初の職業のお手伝いを、ひたすらする。レベルの高いベテラン店主への想いというものはお手伝い妖精たちにとって特別なものがなのだ。
店主達こそ知らないが、妖精さんの井戸端会議は、結構な率で“うちの店主の自慢”が飛び出てくるくらいである。

当然、狩人妖精ちゃんもエゾフクロウ氏を自慢る。自慢したいのだ。自慢すると、質問が飛んでくることもある。狩人妖精ちゃんが危惧しているのはまさにそれであった。

狩人は島でも有数の狩人だ。珍しい素材を出品することもあり、また狩人妖精ちゃんがいることもあり、お手伝い妖精界隈でもなかなかの有名人なのだ。すると、後輩にあたる狩人の仕事を手伝う他のお手伝い妖精たちから、仕事内容について質問を受けることもある。
たとえばそれは“黄金の羊の探し方のコツ”であったり、“チビ助の好む木はどんなものか”だとか。そして最近職種が違う妖精たちからも興味を持たれているのが、『鋭い牙』と『ふさふさ毛皮』の作業内容だ。何を持って行き、どのように道具を使い、と幾度と聞かれているが、狩人妖精ちゃんはごまかしていた。

エルフの弓は、美しいエメラルドグリーンの光沢を放つ、しかし見た目とは裏腹に弦を引けば高い命中力と、スピードを誇る弓で、まぁいい。閉ざされた地図も、小難しい地図だ、問題はない。
しかし、ホビットの服。こいつがいけない。ホビット族は体長が大きいものでも6~7歳の人間程度しかない、小さい種族だ。ただ牧歌的な暮らしを好むため、ホビット族を警戒する獣は少ない。そのため、狩人は自身の種族的臭いを誤魔化すため、ホビットの服を身につけることがある。そしてまさに今、狩人はホビットの服を着ていた。
パツンパツンである。幸か不幸か、へそ出しルックで、正面の合わせは合わせられず、こちらも露出。無理やりはいたホビットのハーフパンツはまるで古代の封印されし体操服・ブルマのようになっている。しかも足元はレザーサンダルだ。

(エッゾはかっこいい狩人なのにっ…! この格好だけはやっぱりどーしてもどーしてもかっこよく見えないっ、うぅっ)

狩人妖精ちゃんは間違いなく狩人のことが好きで、そして狩人ファンクラブ会員一号だった。
そして彼女は人並みのセンスを持っていたために、いくら高難易度作業だからとはいえ、この姿がどうしても許せなかった。これが人にもし見られでもしたら…と考えるととても恐ろしい気持ちになる。
不満はそれだけではない。先日から狩人は、今日の狩りのためになななくさがゆしか食べていないのだ。「肉の臭いは気付かれちゃうと思うから」と言う理由で。野菜サラダではダメなのかと問えば、こちらの方がハーブが強いので森に紛れるにはいいと言う。
(人間はいろいろなものを食べなくちゃ死んじゃうって知ってるんだから)
ファッションに関して辛辣なことを思いはしているものの、狩人妖精ちゃんは狩人のことがとても心配であった。ほんの少し素直になるのは苦手な面もあるが、優しい子なのだ。
そうしていろいろなことを考えていた狩人妖精ちゃんであったが、目の前にいた狩人が立ち上がると、すぐに思考を切り替える。
獣から目を離さず、片手を動かし狩人が狩人妖精ちゃんに合図をする。
狩りの時間だ。
弓の弦を引く狩人の腕に補助魔法をかけ、二人の狩りは始まる。

狩人妖精ちゃんは、動き出した狩人のお尻にくいこんだホビットの服(ハーフパンツ)は見なかったことにした。

end

「いいね!」 1

『月とうさぎと秘密のお店』

走る。走る。走る。
月が天に昇りきるまであと少し。月明かりが照らす細い道。疲れているが必死に手足を動かす。視線の先にある小さな灯りは自分の経営する店であり、住居だ。
『お姉様!!こちらです!!』
声と同時に扉が開く。小さな灯りは大きくなり、必死に走る店主はそこに飛び込んだ。飛び込むと同時に細かな光がいくつもそこにわき出して。

店主は小さな兎へと姿を変えた。

失敗した、と小さく息を吐き出す。そして大きく空気を吸い込む。小さな兎にへと姿を変えてしまった彼女は、さくら卯月と言う行商人だ。
『お姉様、ハーブティは無理だと思うのでただのお水ですがどうぞ』
そう言って兎に寄り添う碧い宝石のような瞳をもつ美しい妖精は、彼女のお手伝い妖精の小雪(こゆき)である。小雪は進化したお手伝い妖精であり、店主達と言葉を交わせる珍しい存在で、さらに驚くべきことに、この卯月のお手伝い妖精は、もう一人進化を遂げている。ただ今は留守のようだ。
ちなみに、店主のことを『お姉様』と呼ぶお手伝い妖精も大変珍しい。

小さな兎の舌でピチャピチャと水を飲み、少し気持ちが落ち着く。小さくなってしまったため店内を見上げるように見回せば、不安そうにこちらを見る小雪の姿があった。
「ごめんなさいね、久しぶりの探索地でつい時間を忘れてしまったものだから。私の落ち度です」
いつの頃からかはもう覚えていないが、この身が兎に変わるようになってから、もう幾年かたっていた。月が天に昇ると姿が変わることはすでに検証済みだ。兎になっている時間は月の満ち欠けによって長さが変わることも。
兎の姿で接客は出来ないため、この事実を知るのはお手伝い妖精たちと、親しく付き合いのある店主たちだけである。こういった時、行商人という肩書きはとても役に立つ。店主が行商に言っていると言っても違和感がないからだ。これが採寸のため住民とよく顔を合わせる裁縫師や、薬屋を生業にしている錬金術師であれば、こうは上手くいかなかったと思う。
普段であれば月が昇ると前には店に戻るし、場合によっては行商先で早めに宿を取り部屋から出ないようにしていた。けれど今日は久しぶりに注文が入っていたため少し無理をしたのだ。もちろん、さきほど言った久しぶりの探索地が面白かったのも嘘ではない。
「さて、小雪さん、お手伝いをお願いしますね」
そうやって言えば、小雪は嬉しそうにもちろんです!と声をあげた。

行商先から戻ってくると、とにかく雑多なものが増える。蔵へと改装してある店舗だが、持ち帰ってきた荷を改めれば、部屋の中らそこかしこ商品でいっぱいになった。
小雪はお手伝い妖精の中ではとても賢い子なので、商品を分類したあと、さらにサイズ別や、効能別など、とても丁寧な仕訳をしてくれる。
『お姉様お姉様、このホビットの服はもう発送してもよろしいかしら?』
この度出掛けた先では注文を貰っていたホビットの服を多めに仕入れることが出来たため、注文に納品することは容易かった。だが、ふと思い出す。

「待って、小雪さん。出来るだけ大きいものがよろしいらしいの、先方のご希望で」

そう、納品先は狩人のエゾフクロウ氏。
だがホビットの服はそもそもが小さいものなのでなぜ大きいものをと口添えしてきたのかはわからない。だが自分が知らないだけで、存在するかもしれないと考えた彼女は、今回の探索地で出会った人に大きなサイズのホビットの服がないかどうかを訪ね歩いた。答えは“No”。そしてそんなにもホビットの服がほしいなら、とたくさんの人が取引をしてくれたのはいいが、半分がホビットの子供服なのだ。
分類としてはホビットの服だが、これではエゾフクロウ氏の希望に添えるのだろうか…?卯月は考えようとしたのだが、ぶるっと、背中に悪寒が走ったような気がしたので、考えることは辞めた。依頼人を詮索しないのもよい商人の心得であろう。
一時間弱かかったが、仕入れの品は片付いた。一週間は売るものに困らなさそうだ。明日は1日休養し、また翌日から働けばいいと思い、そのまま就寝準備をし休むことにした。

朝になればその身は人へと戻っていた。
兎のままでは溺れてしまうため翌朝回しにしていたお風呂でさっぱりして部屋へと戻ると、小雪によく似たお手伝い妖精が一人。
「おはようございます。小雪さんはよく眠れましたか?小春さんは昨夜はいなかったですがどちらにいっていらしたのかしら?」
小春(こはる)と呼ばれたお手伝い妖精も卯月の元で進化したお手伝い妖精である。
『お姉様、勝手にごめんなさい、実はぽねっささんのところの子が助けを求めてきたものですから…』

ぽねっさ氏も店主である。ご縁があり親しくしており、彼女は卯月の月夜に兎に変化する、ではなく、“5歳のとげ”という概念に常に晒されている。
「まぁ…!それでぽねっささんは大丈夫でしたの?」
『はい、それは、…たぶ、ん?』
歯切れの悪い小春の回答に卯月は不安になる。ぽねっさ氏は人ではない何かに変身してしまう不思議な症状に侵される同盟仲間のような関係だ。月齢などが卯月の変身に関わると共に検証もした仲間である。何か困っているのなら力になりたい。
「たぶん、では不安です」
真っ直ぐ小春を見つめ、そう答えれば、へにょりと眉をさげて、小春が申しわけなさそうに口を開いた。

『顔が良い、顔が良い、と同じことをひたすら繰り返して鼻血?を出しながら床に伏せっていたのですが、これは、その、いつもの発作だとおもって。お姉様が以前おっしゃっていましたでしょう?時間が解決するって』

なるほど、それは確かに時間が解決する問題だ。定期的に事実を受け入れ落ち着くまで待てばいいーーー。ただ素直すぎる彼女のお手伝い妖精はさぞ怖い思いをしたであろう。
「気持ちを落ち着けるお薬でも仕入れたら今度差し入れしにいきましょう」
さぁ、となればそんな薬があるかどうかも調べなくてはならない。窓に向かいカーテンをあければ眩しいほどの太陽が輝いている。今日もいい一日になりそうだ。
「二人とも、今日もよろしくお願いしますね」
にっこり笑って二人のお手伝い妖精にそう伝えると、二人は『はいっ』と返事をしてくれた。
卯月商店では今日も妖精さんと店主の楽しそうな笑い声が聞こえる。

end

「いいね!」 1

うちのお店のお手伝い妖精さんです。こゆき(小雪)さん。ちょっとのんびり屋さんですが、手先が器用で公式品もレシピ品もいっぱい作ってくれますの。いい子ですのよ。

全身像

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