【レシピイメージ案募集】素敵なトレジャー

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次回のトレジャーはペリドット様の想いのカケラに決定です:exclamation:(ハロウィンちょい前位まで)

あまりにも素敵なお宝なのでっ
別途お知らせの通り、物語付きでの商品化ですっ:bulb:
お楽しみにっ:exclamation:

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ハロウィン週からは雪さんのコインチョコレートを商品化:exclamation:
まさにトリック&トリートを体現した一品:exclamation:
ありがとうございましたー:stars:

トレジャーにまつわる物語
『想いのカケラ』

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深い森の奥、一人の狩人が息を潜めて身を隠していた。
鋭い眼光の先には一体の食用獣、かなり大型で鋭い牙を持つ個体があった。食物連鎖の序列を覆す程の巨体を見せつけるように、悠然と歩を進めている。
熟練の狩人が長年追い求めてきた獲物だった。逃すわけにはいかない、狩人は体勢を崩さず静かに弓を引いた。

街の中央に位置する広場、一人の青年が噴水の縁に腰掛け物思いにふけっている。
俺にもう少しの勇気と、ささやかなキッカケがあったなら……
ため息をついてその場を立ち去ろうとしたとき、ふいに声をかけられた。
「そこのお兄さん、何事かお悩みかな?」

ここいらでは見かけない行商人だった。
冒険者風の装い、とがった耳の形が特徴的な青年。不敵な笑みを浮かべてこちらを見ている。
いつから隣に座っていたのだろうか。
「視線の先には花屋さん。ひょっとしてあの綺麗な店員さんを見ていたのかな」
図星だった。彼は随分と勘が良いらしい。

いつからこうなってしまったのか。
小さな花屋で働く彼女は、子供の頃から仲の良い遊び相手だった。この広場でも毎日のように遊んでいたものだった。成長と共に女子と遊ぶのが気恥ずかしくなり、やがて疎遠になってしまった。それを今更になって、後悔しているというわけだ。
別に喧嘩しているわけでもないが、もはや話し掛けるには遠い存在になってしまった。

これまで誰にも話したことはない悩み事だったが、何故か初対面の彼に全て打ち明けてしまった。
しかし彼は、特に感想や助言を述べるでもなく
「そんなお兄さんにピッタリの商品があるんだ」
意気揚々と商談を始めたのだった。

自宅のベッドに横たわり、青年はぼんやりと小さな結晶を眺めていた。広場で行商人から購入したものだ。淡い水色が優しく光っている。

─これはね、誰かに伝えたい言葉や気持ちが伝えられないうちに結晶化したものなんだ。そう、たったいま君から生まれた"想いのカケラ"さ。安くしておくよ─

持っていれば不思議な力で相手を引き寄せてくれるのだとか。
聞くほど胡散臭い商品、彼の言葉を真に受けたわけではないが、つい買ってしまった。今思えば、自分から生まれた物を有償で買わされる、というのも妙な話ではあったが。
触れ込みのとおりならば、数日のうちに彼女と話せるキッカケが訪れるはずだ。そうすれば、きっと現状は大きく変わるだろう。

数日後。青年はいつもの噴水の縁に腰掛け、隣に座る行商人と話していた。
「この結晶、引き取ってくれないか。返金はいらないから」
人を引き合わせる結晶の効果はまだ表れていなかったが、効力不足による返品という意図とは少し違った。

「情けない話なんだが……もし彼女が目の前に現れたらと思うと、全然眠れないんだ。何を話して良いか思い付かなくておかしくなりそうだ」
疲弊した様子で訴える青年は以前より少し痩せたようだった。
「そんなの、来てから考えたらいいのに」
これには行商人も少し呆れた様子。
「面目ない。いつか心の準備が出来たら、きっとあの店に花を買いに行く」
その"いつか"が訪れるかは考えないようにして
「それは、もっと必要としている人に譲ることにするよ」
青年は結晶を放棄したのだった。

行商人は街を見下ろせる小高い丘に来ていた。
青年の言う「もっと必要としている人」を訪ねて来たのだ。お代を頂いている以上、断るわけにもいかない。
話に聞いていた通りだった。寂しげな表情の男の子がひとり、切り株に腰かけて街を眺めている。

「そこの少年、少し良いかな」
声をかけられた少年は少し驚いたようだったが、さほど疑うこともなく「想いのカケラ」の効力を信じ、「すごい、魔法の宝石だ!」
と初めて子供らしい様子をみせた。

「これを持っていたら、お父さんも直ぐに帰って来るのかな。もっと遊んでよって、伝えられるのかな」
少年の父は腕利きの狩人だった。大物の食用獣を追って山に入ると、何日も帰らない日が続き、家族は心配を募らせている。

「なるほど、確かにコレは君にこそふさわしいアイテムかもしれない。お代は貰ってるから持っていきなよ」
行商人は鞄から、先日より一回り大きくなった結晶を取り出し少年に差し出した。

「でも、……やっぱりいらない」
予想外の返答に行商人は目を丸くした。
「お父さんは皆に尊敬されてる立派なハンターなんだ。きっと凄い獲物を捕まえて、無事に帰ってくるって信じてる。だから……」
その表情はやはり寂しげではあったが、強い意思が感じられた。
「お父さんは絶対に途中で投げだしたりしないんだ。お仕事を邪魔したくないから。だから、その宝石は……」
「もっと必要としている人に、かな?」
行商人は少し疲れた様子で頭を掻きながら
「いいよ。こうなったら、どこでも届けてあげる」

丘から見下ろせるのどかな街並み、少年は一つの建物を指差した。
「夕方になると、あそこの窓からおじさんが外を見てるんだ。何だか寂しそう、誰かを待ってるのかも」
「あの建物かな?……分かったよ、届けてこよう。お父さん、はやく帰って来ると良いね」
少年は静かに微笑むと、再び街の方へ視線を戻すのだった。

今日も囚人は月を見ていた。鉄格子の向こうに変化する景色は多くない。この独房に収監されてから何回目の満月だろうか。

彼は孤独だった。ある日、王国設立記念に宝くじと福引きを引いたら一回で両方当選してしまった。すると急に周囲からチヤホヤされ、友達が出来た。その日からすっかり福引きに熱中し、借金をつくり、ついには福引き券の偽造に手を染めてしまったのだった。あと半年は出ることが出来ないだろう。

「そこのお兄さん、ちょっと良いかな」
囚人が驚き振り向くと、冒険者のような装いの青年がベッドに腰掛けていた。音もなく独房の内側まで入り込んで来ているではないか。
「何なんだお前っ!一体どうやって入ってきた!?」
「大きな声を出さないでおくれよ。鍵開け、罠外し、忍び込み。何てことはない冒険者の基本スキルさ」
並べられた技能に対して違和感を感じずにはいられなかったが、自称冒険者は構わずに用件を伝えてきた。

「……人を呼び寄せる結晶」
差し出された大きな結晶は、薄暗い独房でも淡い光を放っている。
「そうさ。これを持っていれば、誰か面会にでも来てくれるかもね。お代はいらないよ」
にわかには信じがたい話であるが、魔法じみた独房への侵入を目の当たりにしたばかりだ。信じざるを得ない。
これを使えば、かつての賭事仲間が訪ねてきてくれる。ひょっとしたら脱獄の手引きをしてくれるかもしれない。いや、捕まった俺のことなど覚えてもいないだろうか。

色々と思いを巡らせているうちに、一つの疑問が生じた。
「なあ、お前は何故ここに来たんだ?どうして俺なんだ?」
今やクジ運にも見放された俺に、何故こんな機会が与えられたのだろう。

「詳しくは言えないけどね、ある人に頼まれたのさ。自分より、寂しそうな貴方に譲りたいって」
ますます分からなくなった。そんな人、まるで心当たりが無いのだ。一体誰が……こんな奇跡の権利を、見返りもなく譲ってくれたのだろうか。この俺に……ひとりぼっちの、この俺に。

囚人はしばらく無言のまま考え込み、ようやく口を開いた。そして、結晶の受け取りを辞退する旨を伝えたのだった。
「俺が使うなら、そいつを譲ってくれた人に会って礼を言いたい。でもその誰かさんは、そんな使い方を望んじゃいないだろう。すまないが、辞退させてくれ」

俺のような奴を気にかけ、思いやってくれた誰か。
その誰かが、この街にいてくれるというだけで充分だ。しっかりと刑期を全うして、この街の人々の役に立つ仕事をしよう。そう決意した。

「お代は貰ってるんだよなあ。今度は誰に持っていけば良いのやら」
頭を掻いて困り果てた様子の行商人。
「後はお前さんが良いと思うようにしてくれ。ありがとよ」
俺には充分過ぎるほど、贈り物を届けてもらった。
それを聞いた彼は、とがった耳を指でいじりながら
「そっか、じゃあ好きにさせて貰おうかな」
とだけ意味深に呟いた。

「さっきからうるさいぞ、何事だ!」
看守の声が聞こえてきた。巡回から戻ってきたらしい。
慌ててベッドの方へ視線を戻すと……そこには既に誰も居なかった。
呆然とする囚人。駆けつけた看守は彼の姿を見るやいなや、大笑いしだした。
「ど、どうした、その顔っ!自分で描いたのか!?」
囚人の顔面には、所狭しと落書きが施されていた。

「それで、その後どうなったんだ?」
広場の噴水前。
結晶の発生元である口下手な青年は、興味深げに話の続きを求める。
行商人からの結果報告、割に合わない仕事だったとばかりに苦労話が展開されていた。

「あちこち走り回ってお疲れ様。もったいぶらずに教えてくれよ。最終的に結晶は誰の手に渡ったんだ?」
待ってましたとばかりに、行商人は不敵に笑みを浮かべ回答した。
「いいとも、教えてあげる。……想いのカケラはね、花屋の店員さんが持ってるよ」

青年はあっけにとられ、言葉が出なかった。
固まってしまった彼を冷やかすように続ける。
「昔から仲良しだったのに、疎遠になってしまった男友達。広場から視線を感じるけど、いつまでたっても声をかけてくれない。毎日ヤキモキしてるんだってさ」

「なあ……それ、本当か?」
鼓動が高鳴り、上手く声が出せない。
「さあね、行って確かめてみたら?」
行商人は嬉しそうに、意地の悪い口調で焚き付けてくる。

もう立ち止まっているわけにはいかなくなった。
"いつか"を待っていたのは自分だけじゃ無かった。
言葉なんか出てこなくていい、とにかく行かなければ。花を買いにいくのは、今しかない。
「……急用を思い出した、今すぐ行かないと。君はお代以上の仕事をしてくれた、感謝するよ」
青年は返事も待たずに駆け出していってしまった。

行商人は満足そうに見送り、その場を後にしたのだった。

深い森の奥、
歴戦の狩人は深傷を負って身を隠していた。
手負いとなった巨大な食用獣が、狩人を探し歩き回り木々を揺らしている。
再度渾身の力で弓を引くが、疲労と出血で手が震える。
手元に残された矢はこの一本のみ、決着の時は近かった。

殺気に気づいた食用獣が咆哮を上げ、向かってきた。障害となる筈の木々を薙ぎ倒しながら最短距離を駆けてくる。
直ちに矢を放たなければならないが、手が震え照準が定まらない。自分の鼓動が大音響となり集中力を阻害する。
食用獣は瞬く間に距離を詰め、眼前まで迫ってきている。震えが止まらない、鼓動がうるさい。

巨大な獣の足音さえ掻き消す程の鼓動。鼓動。鼓動。
その喧騒の中で微かに聞こえた。
それは確かに聞こえた。

──お父さんは皆に尊敬されてる立派なハンターなんだ。きっと凄い獲物を捕まえて、無事に帰ってくるって信じてる──

息子の声だった。
私の帰りを信じて待っている。
そうだ、帰らなければならない。
何がなんでも、這ってでも。
帰らなければならない、生きて家族のもとへ。

その刹那、
震えは止まり風が止んだ。
そして静寂に包まれた中で、静かに最後の矢を放った。

良く晴れた日だった。
囚人は今日も鉄格子越しの景色を眺めていた。

「よう、昨晩はオバケに落書きされなかったか?」
看守が笑いながら声をかけてきた。
「夜間の警備が居眠りしなけりゃ大丈夫らしい」
囚人側も負けじと軽口で返す。
「朝刊によると、この街のハンターがまた記録的な大物を仕留めたらしいぞ」
「そりゃすごい、ここの幽霊も捕まえてもらおう」
あの一件からすっかり打ち解け、今では談笑できる仲になった。
彼の目からは以前のような寂しげな色は消え、再起に向けた光が宿っている。

鉄格子窓の向こうに見える小高い丘。
そこには仲良く遊ぶ父と子、そして散策する若い男女の姿があった。
彼らの想いを繋ぐのに、もう特別な力は必要ないらしい。

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冒険道具屋パレット

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手紙を入れておくと、遠く離れた人に送り届けてくれる不思議な箱。便利な上に、情熱的な赤いカラーリングも素敵じゃないか。つい持って帰ってきちゃった。

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冒険道具屋パレット

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見てごらん、とっておきのツヤツヤどんぐりさ。しかも帽子付き。ひろえる場所は秘密だよ。今度の冒険についてくるのなら、特別に分けてあげようかな。

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冒険道具屋パレット

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巨大建造物の頂上で見つけたお宝さ。黄金に輝く魚のような彫刻。勇ましい顔つきに躍動感溢れる造形があまりにも見事だったから、つい持って帰ってきちゃった。

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冒険道具屋パレット

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くたびれた小さな鳥のマスコット。何てことはない、街の子供が作った紙細工だよ。冒険家をやっているとね、時にはこういう報酬の為に一肌脱ぐこともあるものさ。

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でっかいサイクロプスの靴下だよ。枕元に置いておくと真っ赤な衣装のおじいさんがプレゼントを入れてくれるかもね。ふふ、これだけ大きい靴下なら山ほど入るハズさ。

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伝承の湖底神殿。誰も見つけられないわけだ、まさか透明なガラスで出来ているとはね。決まった時間、特定の角度から日が射し込んだ時だけ姿を現すんだ。
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カーボンドラゴンの爪の欠片。ごく少量でも取扱い注意、火気厳禁さ。

トレジャーにまつわる物語
『鋼の道しるべ』

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この島の資源の一つに、「魔石」と呼ばれる不思議な石がある。名の示す通り魔法の力を秘めたその石は、未知の部分が多く制御には専門的な技術を要するが、様々な奇跡を起こす源として重宝されている。

幾重にも積み重ねられ、失われてきた歴史の一つに、魔石の力で高度な文明を築いた時代があった。
当時の人々は長年の研究により魔石から魔力を抽出し機械を動かす動力として利用する技術、すなわち「魔導」を得ていたのだった。
人々はより便利で快適な生活を求めた。より純度が高く強大な魔力を持った魔石をめぐり、やがて人々は争うようになった。
魔導の力を行使しての戦いは熾烈を極め、長期に渡り島全体を戦火で包んだ。いつしか魔導大戦と呼ばれ、一つの時代となった。

長きに渡る戦いの時代、とある荒野に隠された地下施設。そこに二機の兵器が格納されていた。自らの判断で独立して戦闘する最新型の魔導人形。多くの破壊兵器を搭載し攻撃に特化した壱式と、機動性に優れ撹乱や陽動に適した弐式。二機のコンビネーションで大きな戦果を挙げる、筈だった。

幸か不幸か、この二機の兵器は戦場に投入されることはなく大戦は終結した。隠された施設は隠された存在のまま、時の流れに飲み込まれてしまったのだった。

開発直後の試運転以来だろうか。
気の遠くなるような時を越えて、再び壱式が起動した。胸部に組み込まれた大型魔石が機体中に魔導の力を供給し始めた。何者かが施設内に入り込み、起動操作をしたのだろう。
幾つかのエラーを出しながら、ようやく頭部のメインカメラが起動した。経年により中々映像が安定しないが、その何者かを映し出した。

不思議そうな表情で覗き込んでいるのは、額にゴーグルをした冒険者風の青年だった。
「どうなってんだあ、コレ。動くのかな?」
目的があって起動させたわけではないらしい。

壱式は即座に侵入者に対する対処フローを検索した。しかしエラーとバグの多発で先に進まず断念、
実戦投入される前に随分とポンコツになってしまったものだ。

やむを得ず直接のコミュニケーションを試みることにした。知りたいことは山ほどあるのだ。大戦はどうなったのだろうか。
「……私ハ、魔導戦闘兵器……壱式」
ノイズ混じりではあったが、スピーカーから発声することが出来た。途切れながらも何とか事情を説明した。
「おおー喋った、何か分かんないけどすごいぞ!」
目を輝かせて一人で大騒ぎ、なかなか話を聞いてくれない。
「私ハ、魔導戦闘兵器……」「すごいすごいっ!」
仕方なく何度も同じ説明を繰り返すことになった。

冒険者から現在の状況を聞き出したかったのだが、彼は魔導大戦それ自体を理解できなかったようだ。長い時の流れは、あれほどの大戦の事実さえ覆いつくし消し去ってしまったらしい。

大戦に参加できなかったばかりか、結末を知ることさえ叶わなかった。情報処理ソフトウェア上に湧きあがるこのノイズは、人間で言うところの無力感や虚無感にあたるのだろうか。

そのような感傷、眼前の侵入者には特に伝わってはいないようで、相変わらず興味深げにメインカメラを覗き込んでいる。
「ねえキミ、この遺跡にはどんなお宝があるか、知っていたら教えておくれよ」
最新鋭の戦闘兵器を格納していた秘密基地も、今では地下遺跡と成り果ててしまっていた。
「コノ施設にノコッテイルトシタラ、私ノヨウナ戦闘兵器カ……大型ノ魔石グライノモノダロウ」
もはや不必要な代物だ。好きに広い集めて持ち去られても不都合はない。
「おっきな魔石か、いいねえ。ちょうど強力な動力源を探していたんだ。船を丸ごと空に浮かせるぐらいのね」

彼はプロのトレジャーハンターだった。空を飛ぶ旅客船「飛行船」の開発を目指す商人の依頼で、燃料となるものを探し求めて来たのだった。

「いやあ、夢物語みたいな話なんだけどさ、これを本気で実現しようとしている人がいるんだよ。冒険者として一枚噛まないワケにはいかないよね」
話しながらも目は輝きで満ちている。
確かに壮大な計画だ。「自在に空を泳ぐ船」私の時代にもそのようなものはなかった。せいぜい短時間だけ宙を舞う魔導人形くらいのものだ。平和な時代だからこその発想なのだろう。少しだけ興味が湧いた。

「コノ下ノフロアニ魔石ノ保管庫ガ有ルハズダ。行ッテミルトイイ」案内してやりたいが、まだしばらく動けそうにない。駆動系の暖気運転にやたら時間がかかっている。
「ありがとう、さっそく行ってみるとするよ。他にもお宝があれば頂いちゃおうかな」
冒険者は特に気にする様子もなく、破損した昇降機のシャフトに飛び込むと下層に降りていった。

室内に静寂が戻った。ただ、かすかなモーター音だけが響いている。壱式は次々と吐き出されるエラーを強制的に削除しながら、自らの身の上に思いを巡らせた。
戦闘のために生み出された存在でありながら、なんの戦果も挙げないまま戦闘不能に陥ってしまった。
今の私の存在意義は…一体なんなのだろう。一体なんのために目覚めてしまったのか。高性能な人工知能をもってしても、その答えを導き出すことは叶わなかった。

ほどなくして、ゴーグルの冒険者が戻ってきた。何やら小脇に荷物を抱えている。
「いやあ、残念。下の方はすっかり崩れていて魔石も粉々、まいったね」
さほど残念がっているようでもなさそうだが、空いた手で特徴的なとがった耳を触りながらボヤいている。
「見つけたのはコレだけ。キミの友達かな?」

彼が差し出したものは、ラジコン戦車のような小さな自動耕作機。それは変わり果てた姿の弐式だった。
見慣れた相棒の頭部パーツに強引に取り付けられたキャタピラー式の小型ボディ。そこには「農耕一号」と書かれた情けないステッカーが貼られている。
さほど大きな魔石も内臓されていないためか、エネルギー切れで運転ランプも消灯している。

兵器を必要としない世となってから、無理矢理改造されたのだろうか。かつての私なら、今の彼の姿を見て「哀れだ」と感じただろう。落ちぶれたライバルの姿に優越感を覚えたかもしれない。しかし今の心境は違ったものだった。時代にあった姿で、新たに役目を与えられた彼が「羨ましい」とさえ思った。

「感謝スル。ソレハタシカニ……私ノ友人ダ」
壱式は軋む関節を動かし弐式を受け取ると、お互いの魔導ケーブルを接続した。壱式のエネルギーを分け与えられた弐式はキリキリとキャタピラーを動かし、「タネヲマキマス、タネヲマキマス」と人工音声を流し始めたのだった。

「こりゃあすごい!」
冒険者は感嘆の声をあげると弐式を拾い上げ
「よし、さっそく外に連れていって種を撒こう」
手を差し伸べてきた。

この好奇心旺盛な青年には、警戒心というものは無いのだろうか。
しかし壱式としても、弐式の使命を全うさせてやりたい。ためらいながらも、その手を掴むことにした。

「……ちょっと重すぎやしないかな、キミ」
小柄な冒険者一人では重装備の壱式を支えられるはずもなく、二人で何度も転倒しながらようやく施設の外にたどり着くことができた。
弐式もキャタピラーをキリキリ鳴らしながら、ノロノロとついてきている。

周囲は見渡す限り美しい大自然だった。戦火に焼かれた廃墟と荒野の時代は、大きな時の流れに浄化され消し去られていた。
「さあ好きなだけ種をまくんだ、農耕一号くん!」
「タネヲマキマス、タネヲマキマス……」
冒険者は当初の目的も忘れて大はしゃぎしている。

「…………」
やはりこの島に必要なものは、戦闘兵器などではなく耕作機で間違いないのだろう。
この世界で私に出来ることは、弐式にエネルギーを供給し役目を全うさせることだけだ。それを終えたら……私は自ら運転停止し、内臓されている大型魔石を彼に託すことにしよう。飛行船の動力源のために消えるのなら悪い気はしない。

そう、決意した時だった。
「……………っ!」
あれほど騒いでいた冒険者が、何故か急に押し黙ってしまった。何やら、ひきつった表情で空を見上げ固まっている。
ゆっくりと彼の視線の先にメインカメラを向ける。なかなかピントが合わずもどかしかったが、その正体を捉えることができた。

……それは翼竜だった。
かなりの速度、真っ直ぐこちらに向かってきている。施設への避難さえ間に合いそうにない。

立ち尽くしている間に、竜が舞い降りてきてしまった。尾まで含めたら10メートル程だろうか。全身が黒い鱗で覆われ、黒い煙が立ち上っている。かなり高温な体表を持つ個体のようだ。歯をガチガチと鳴らし、明らかに威嚇している。

「まいったね……こりゃあ、カーボンドラゴンだ。でっかいなあ」
冒険者は立ち尽くした姿勢のまま、やや緊張感に欠ける感想を述べた。
「ダイヤモンドドラゴンの亜種でね、爪先が触れただけで丸焦げにされちゃうよ。中堅程度の勇者様じゃ逆立ちしても勝てっこないヤバい奴さ」
竜から視線を反らさないまま、絶望的な解説を続ける。

生産直後の全盛期ならともかく、今の壱式では瞬時に破壊されてしまうだろう。当然、生身の人間や非戦闘型となった弐式も助かる可能性は無い。

それでも、今の状況では交戦するほかないと判断した。
壱式はゆっくりとカーボンドラゴンの前に移動、右腕に搭載された大型機関銃を構える。
「私ガ相手ヲスル。弐式ヲツレテ施設内ニ退避シテクレ」
言い終わるより先に、彼は弐式を抱えて走り出していた。薄情かと思えるほど判断が早い。

彼が背を向けたことが引き金となったのか、巨竜は上体を起こし臨戦態勢に入った。
竜は咆哮と共に距離を詰め、黒煙を纏わせた爪を壱式に振り下ろす。対する壱式は構えを崩すことなく安全装置を解除、竜の眉間に標準を合わせた。

……カチリ。空しい音がした。
そして弾丸が発射されることは無かった。

不発に終わった機関銃は右腕部ごと引き裂かれ、ゴトリと重い音をたて地面に転がった。
続けざまに繰り出された尻尾の一撃により、壱式は後方の樹木に叩きつけられてしまった。
メインカメラに亀裂が入り、破損した右腕の断面は熱で溶解している。かなり手痛いダメージを受けてしまったが、幸い制御系に深刻なエラーは生じていない。戦闘は継続可能だ。
そしてやはり、経年劣化によって実弾系の兵器は使い物にならないらしい。当然といえば当然、迂闊だった。

戦況は決して好ましいものではなかったが、壱式の中にあるものは悲壮感ではなく、高揚感であった。
いま初めて、戦闘用魔導人形として生まれもった使命を全うしようとしている。半ば諦めていた機会を与えられたのだ。

何とか立ち上がり、再び竜と対峙した。
急いで使用できそうな武装を検索する。
「高出力魔導砲」圧縮した魔導エネルギーを左掌から射出する兵器、これしかない。しかし強固な鱗に包まれている竜に十分なダメージを与えるには、時間をかけて最大までエネルギーを溜める必要があるだろう。
当然、眼前の竜がそれほどの猶予を与えてくれる筈はない。勝ち筋が見えないまま、やむを得ずエネルギーの充填を開始した。
左掌をかざした無防備な体勢のまま、相手の攻撃をかわし続けるより他にない。

「たとえば、ここで僕が加勢したら少しは事態が好転するのかな」

いつの間にか冒険者が戻ってきていた。
額のゴーグルを目元に降ろし、二本の短剣を逆手に構えている。表情は窺えないが、その声はとても落ち着いていて恐怖や焦りを感じさせない。よほど腕に覚えがあるのだろうか。
声に反応し、竜の視線が冒険者の方に移された。
ここで彼が少しでも時間を稼いでくれれば、勝機が生まれるかもしれない。

「まあ、やるだけやってみようかな」
先手を取ったのは冒険者の方だった。
竜が腕を振り上げるより早い跳躍、真っ直ぐに竜の喉元めがけて斬りかかった。狙いは竜属の弱点とされる逆鱗だろう。迷いがなく素早い攻撃だった。

しかし、その刃が相手に届くことはなかった。
竜の両翼から放たれる強烈な熱風を真正面から受けてしまったのだ。
「……………っ!!」
小柄な冒険者は全身から黒煙を上げながら、遥か後方まで吹き飛んでいってしまった。戻ってくる様子はない。あっけない退場だった。
そして、竜の視線は再び壱式に戻された。

壱式の重量と分厚い装甲は熱風に耐えうる強度はあったが、高温の爪や牙による直接攻撃の前にはまったく無力なものであった。
次々と繰り出される竜の猛攻により鋼鉄の装甲は瞬く間に破壊され、ついには脚関節の変形により身動きも取れなくなってしまった。
跪いた姿勢のまま左手だけは竜に向け続ける。
まだ僅かにエネルギーが足りない。

……その時、ノイズ混じりの人工音声が聞こえてきた。
「テキノ陽動、ソシテ撹乱!オレノデバンダ!サア、カカッテコイヨ、マヌケー!」
弐式だった。炭素竜の足元をノロノロと駆け回りながら、勇敢に声を上げ挑発をしている。

強引な改造で人型を失った弐式の姿は、敵として認識されなかったのだろうか。竜は賑やかに走り回る弐式を目で追いながらも、攻撃を加える様子は無い。

千載一遇の好機、エネルギー充填は完了した。
やはり私の相棒は頼りになる奴だ。足元の弐式に当たらぬよう、細心の注意を払いながら……渾身の一撃を放った。

………………………………………
………………………………
………………………

「いやあ、ひどい目にあったね。大丈夫だった?」
ようやく、吹き飛ばされた冒険者が戻ってきた。
衣服は所々焼け焦げ、いくつか擦り傷も見えるが大したことはなさそうだ。壱式は彼に変形した関節等を叩き矯正してもらい、何とか歩き回れるようになった。

結局のところ、壱式の放った魔導砲は竜の爪先を多少割った程度で、全くダメージを与えることは出来なかった。砲撃に伴う轟音と閃光に驚いて飛び去っていったに過ぎない。しかし、とりあえずの危機は脱することができたようだ。弐式も無事だ。

壱式は完全に戦闘不能となってしまったが、心から安堵するとともに達成感に満たされていた。思い残すことは、もう何もない。
壱式は冒険者に大型魔石の譲渡を申し出た。

「え、いらないよ。あぶないし」
あっさり断られてしまった。
彼が言うには、竜や怪鳥など一部の魔物は魔石を集めたりする習性があるらしい。今回の炭素竜も、壱式の持つ大型魔石に引き寄せられのかもしれないとの事だった。
「そんなの空飛ぶ船に積んだら大変なことになるかもね」
確かにその通りだ。あの竜に限らず、空中で魔物に襲われたらひとたまりもないだろう。

彼は大きい魔石は懲り懲りだと笑いながら、散らばった竜の爪先を広い集めて鞄に詰め込んだ。
この爪は、ごく少量でも大きな熱量を持つ燃料として価値があるらしい。これを飛行船の燃料として納品するのだという。

そして爪のお代だと言って、種の詰まった袋を差し出してきた。
「それはね、結界草の種。この草の周辺は誰にも探知できなくなるのさ。たくさん植えれば、もう人もドラゴンも入って来ないよ」もちろん僕もね、と笑う。

冒険者は種の育て方などを一通り説明すると、手を振りながら立ち去っていった。もう二度と再開することは無いだろう。

…………………………
……………

「モウ……ヘトヘトダ、補給タノム」
普段より更にノロノロ走行となった弐式を追いかけ魔導ケーブルを繋ぐ。
あれから、弐式は毎日せっせと結界草を育て、壱式は弐式の世話をする日々を送っている。
まだ花は咲かないが、魔物も動物も寄ってこない。静かな毎日だ。

当初、冒険者の提案には抵抗があった。多くの武器を搭載し戦闘兵器として生まれた存在でありながら、草花を育て平穏に暮らすなど考えられなかったのだ。彼には、そんな主張は一笑に付されてしまったが。

「僕だって冒険者として生まれたから冒険者やってるワケじゃないよ。やりたいことを勝手にやってんのさ」
戦いも全然得意じゃないしね、と笑う。
「生まれもった素質とか才能を活かすのは素敵なことだけどさ。それに囚われて思うように生きられないなら、それってただの足枷なんだよ。キミは本当に戦うことが好きなのかな?」
とてもそうは見えない、とでも言いたげだった。

自らの存在意義を否定されたようで、当時は多少の反感も覚えたのだが、結局は今の暮らしに落ち着いてしまった。
取り外せない武装が幾つか無駄に重たいが、行使することのない機能の存在も次第に許せるようになってきた。
「アナニハマッタ、タスケテクレー」
わりと忙しく充実しているのだ、この日々も。

「カメラニ虫ガクッツイテ前ガ見エナイー」
「ヨシワカッタ、マカセロ」
奮闘する二体の頭上には、雲ひとつない青空。
一隻の大きな飛行船がゆっくりと進んでいた。

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今回の商品はね、島中から集めた豪華ご当地グルメの詰め合わせさ。……あれえ、箱の中に食いしん坊の先客がいたみたい。

記念に残しておこう:bulb:
べこたんミュージアム800日記念のコラボトレジャー:sunny:
まだまだチャレンジしたいコラボ企画、無限に広がる可能性を垣間見た一品さ。

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ひらり空から舞い降りるパステルフェザー。優しい七色をもつ不思議な羽根さ。持ち主は美しい鳥かな?ひょっとして天使?その姿は誰も見たことがないんだ。

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大きなお腹の古ダヌキ、森で出会ったイタズラ者さ。不思議な術で人を化かすのが得意でね、何度も葉っぱのお宝でガッカリさせられたよ。

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屈強な体躯を誇る森の兄貴、彼の名は「カチボシテントウ」。輝く白星、背中で語る漢虫さ。もうレディバグとは言わせない。
ガラクタガレット様コラボトレジャー

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トレジャーにまつわる物語
『森のおともだち』

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人相の悪い男たちがぞろぞろと森を進んでいる。
彼らは異国からやってきた密猟者だった。
島固有の動物や昆虫を狙い、森の中に入ってきていたのだ。手には異国の武器、火薬の力で金属の弾を放つピストルが握られている。

「そこのお兄さんたち、島の外から来たのかな?ここでは王国認定の弓以外での狩猟は認められていないよ」
通りがかりの冒険者が声をかけてきた。

当然、彼らは耳を貸さない。
「なんだ薄汚いガキめ。余計なお世話だ、向こうへ行けっ!」
用心棒は銃を向け冒険者を威嚇する。

「なるほど、密猟者だったか。この森は素人だけじゃ危険だよ。さっさと出ていったほうが良いんじゃないかな」
冒険者は武器に動じることなく、淡々と警告する。
しかし強引に引き留める様子もない。
密猟者たちは無視して森の奥へと向かっていく事にした。

「……あーあ、これ以上森の奥に入らない方がいいと思うけどな」
冒険者は不敵な笑みを浮かべたまま、彼らを見送るのだった。

森の奥には様々な稀少生物。
「フタツバチに黄金羊、すげえ珍獣だらけだ!」
「持ち帰れば一生遊んで暮らせるぜえ!」
大喜びの密猟者たち。
更に森の奥に踏み込んでいくと、何やら声が聞こえてきた。

「おおっ!何という筋肉、大胸筋がはち切れそうじゃないか!」
「先輩の上腕二頭筋こそ、素晴らしい美しさだ!輝いている!」

二足歩行の大型昆虫「漢虫」が二体、向かい合っていた。
お互いに筋骨隆々の肉体を見せつけあっている。

「な……なんなんだ、ありゃあ………」
異様な光景に呆然と立ち尽くす密猟者たち。

カブトムシ型の漢虫が彼等に気付き、話しかけてきた。
「おやおや、こんな奥地まで人間が入って来るとは珍しい。安心したまえ、私は人間が好きだ。大好きだ」
話しながらも次々とポーズを変え、全身の筋肉を見せつけてくる。
「歓迎するとも。ここはひとつ、彼らに我々の肉体を吟味頂き甲乙を判定してもらおうではないか」
向かい合っていたテントウムシ型も賛同する。
「それは素晴らしい、忌憚の無いご意見を聞かせていただきたい」
「さあ、俺たちの筋肉を見てくれ。なんなら触ってみても良いのだぞ?」

「ほらほら、近くでじっくりと見てくれ。さあ、さあ、さあっ!」
二体の漢虫はポーズをとったままの姿勢でにじり寄ってくる。
迫ってくる熱気、圧迫感。
「ば……化け物っ!こっちに来るなあっ!!」
用心棒は取り乱し銃を乱射、打ち出された弾丸は一発も外すこと無く命中した。

「んっんー♪なかなか情熱的な投げ銭じゃないか」
「さあ遠慮は要らない、もっと近くでよく見たまえ」
彼らの黒光りする肉体には傷ひとつ付いていない。

「ひいぃ~っ!ゆ、許してくれっ!」
すっかり青ざめ震え上がる用心棒。
「捕らえた動物たちは返しますっ!もう二度と森に立ち入りませんっ!ど、どうかお助けをっ……!」
必死に懇願し後ずさりする密猟者たち。

振り返ると、……既に取り囲まれていた。
ダンゴムシ型、ゲンゴロウ型、コガネムシ型……
ズラリと並んだ漢虫、各々のポージングで熱気を放っている。
「まだまだ始まったばかりじゃないか。ゆっくりしていきたまえよ」
「ところで、この三角筋を見てくれ。こいつをどう思う?」

…………………………………

…………………

遠くで何やら絶叫がこだましている。
冒険者はしばらく声の方に視線を向けていたが、
面倒くさそうに溜め息をつくと、燻製作りの作業に戻るのだった。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

友情出演:
ガラクタガレット様より「レシピ#マッチョムシ」

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ガラクタガレットです!!な…なななんと!!
あ、あのパレットサンとのコラボです!!まじで!?!??!(???)
そんなことがあっていいのでしょうか…(動揺(

ウッフフwwww ホント、物語めちゃくちゃ面白かったです:rofl::rofl::rofl:
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そう来られたら、一体だけでも圧があるのに、
二体も三体も出てくるって
すごいヤバいじゃないですかー!!どうなっちゃうの:rofl: :rofl: :rofl:

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密猟者チャン。。。(´・ω・`)あーあ←
冒険者サンの忠告を聞かなかったばかりに。。。
なんてことでしょう…!!!←
こだましてる絶叫の奥で、
一体何が起きているんでしょうね(//´。✪ω✪。//`)わくわく :heartpulse:

最近までちょっと長文が読めなかったりしてましたが
少しずつ読めるようになってきた嬉し胃!!
今回無事に感想を打ち込むことが出来て良かった…orz
アアッ…ワタスも表でイロイロなんかしたい゛゛

これからのパレットサンの冒険道を応援してますッ(ノ`・ω・ ´///)!!!
ありがとござました :sparkles:!!!!

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ガレットさん(とマッチョムシ先輩)ありがとうございました:sunny:
ステキな挿絵まで描いていただいて、感謝感激です:bulb:
こんな楽しい企画になろうとは、やはり皆様のレシピ品こそ至高のトレジャーだぜ~っ☆
是非またコラボしましょう:musical_note:

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広場でおじさんが聞かせてくれるおとぎ話。フレームの絵を次々と差し替えてストーリーが進むんだ。あの軽妙な語り口こそプロの業、異国の芸能カミシバイの真髄さ。

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風が吹くと聞かせてくれる涼しげな音色。心なしか夏の暑さが和らぐ気がするね。もっと聴きたいけど、手に持ってリンリン鳴らしたら「フゼイ」が無いんだってさ。

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